株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人による院内ミーティングの必要性とは

話し合いの場を設ける必要性とは


公益財団医療法人は設立した院長先生の力だけでなく、現場で働くスタッフのサポートがあってこそ経営が続けられます。
看護師や受付スタッフなど様々な従業員が働くことになりますが、指導や教育も徹底して行うことが大切です。
なぜなら、患者満足度に影響を与えることもあるからです。
患者満足度は公益財団医療法人の経営にも影響を与えます。
スタッフの指導や教育だけでなく、院内ミーティングも必要です。
院内ミーティングが必要な理由は、現場の価値観や目的意識を共有するためです。
院長先生とスタッフが一丸となって、公益財団医療法人を作り上げるためには、話し合うことが欠かせません。
理念を理解していたとしても、一人ひとりの価値観は違います。
同じ価値観を持っている人を集めることは困難ですが、あまりにも考え方がバラバラだと組織としての一体感がなくなって、患者さんからのクレームが増える原因になるかもしれません。
何かトラブルがあったときだけ話し合うのではなく、日頃から院内ミーティングを通して意見を出し合い、これまで見えてこなかった問題を発見するきっかけにしたり、チームワークを強化していくことが大切です。
院内ミーティングは院長先生が中心となって開いてください。
そして、現状や目標を共有することを心がけましょう。


従業員のモチベーションも維持できる


院内ミーティングが効果的に行うことができれば、スタッフのモチベーションも高いまま維持することができます。
モチベーションが下がる原因は、何をするべきかわからないなど目的が明確にされていないことが多いです。
このような環境を作らないためにも、院長先生が何を考えていて従業員に何を求めているのかを伝える必要があります。
また、業務をしている上での不安や不満、疑問点も挙げてもらいましょう。
院長先生がそれに向き合って改善策を出していくことで、モチベーションを高めていくことができます。
しかし、話し合いの場を設けたくても、忙しい従業員は参加が難しいというケースも出てくるでしょう。
出来るだけ負担にならないように、参加できない人に対してはノートや口頭で後日共有してください。
忙しいという理由で開催しないということはしてはいけません。
このように、従業員全員で話し合う時間は大切であるため、時間を作ってみてはいかがでしょうか。