設立する前に必要なこと

公益認定を受けている法人は9000以上あり、現在も増え続けています。
設立を目指している人もいるでしょう。
しかし、公益財団の認定は簡単に受けられるものではありません。
公益法人になるためには、所定の書類を提出したうえで、行政庁による公益認定を受ける必要があります。
設立を目指す前に、公益財団についての知識をつけることが大切です。
設立する際に最も重要なポイントは、事業が公益目的事業に該当するかになります。
公益認定を受けて、すでに類似の事業が社会に多数存在しており、設立を目指している事業に固有の価値が認めにくい場合は、社会的に価値がある事業と言うことを証明する必要があるのです。
また、社会に存在する多様な事業の中で、税制の優遇など特別扱いを受けるだけの事業なのかが問われるため、類似団体等の事業との明確な違いや差別化が図られた、価値のある事業であるかを説明できるようにすることが重要になります。


設立する前に大切なこと

公益財団の設立には、公益性があるかどうかが大きなポイントとなりますが、公益性の定義は人によって異なるため、明確な基準や数値があるわけではありません。
公益性を説明するために大切なことを知っておきましょう。
まずは、設立することによって不特定多数の人が受けられる利益を明確にすることです。
ある一定の人たちではなく、不特定多数であることが公益財団において大切なポイントです。
つぎに、その事業における利益が一般市民から見ても明確であることです。
事業関係者だけでなく、一般市民でも事業内容を理解し、価値のある事業だと思えるような説明ができなくてはなりません。
また、過去の不認定事業や団体を把握しておくことも大切です。
公表されている資料などで問題となりえる事項を確認し、指摘される可能性がある事項を事前に知ることで、公益認定の基準を知ることができるでしょう。
公益財団を設立する時には、多くの情報を得て制度に対する正しい知識や理解を身につけることが必要になります。