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COLUMN コラム

精神科の開業資金とポイント 

精神科の開業は簡単?

精神科を開業している医師は少なくありません。

近年では精神疾患で精神科を受診する患者さんも多く、また、精神科を開業するにあたっては、医療機器が他の診療科を比べると少ないので、その分の開業資金もかからないので、開業は難しくないといえます。

ただし、精神科の診療報酬が引き下げ傾向にあり、今後それが跳ね上がるということは考えにくいでしょう。

そのため、安定した経営のためには対策が必要です。

また、精神疾患は多様化してきているので、若い年代から高齢にいたるまで、患者さんに適した治療を行ううえで、キャリアを積んでいかなくてはいけません。

精神科に通院するのは、精神疾患を患っているということを周囲に知られたくない、という要望もあります。

そのため、開業する際には、患者さんのプライバシーを守るという対策も必要です。


経営を安定させるには対策をじっくり検討

診療報酬が引き下げ傾向にある精神科は、開業後も患者さんが来なければ、経営を続けていくことが困難になります。

対策として開業資金については、立地をはじめ、業前にじっくりと検討しておかなければなりません。

最初からあまり資金をかけられないことを考えると、立地についても対策が必要です。

また、精神疾患を扱うので、患者さんにとってはプライバシーが守られる立地であることも重要だといえます。

対策としては、駅前など人通りの多い立地は避け、二階から上のテナントがいいでしょう。

また、同業者が近くにいない方がいいので、立地に関しては徹底した事前調査が必要です。

開業後は、患者さんが安心して診察が受けられる雰囲気づくりや、信頼を得ることがポイントとなってきます。

精神疾患を扱うので、細やかな配慮をして患者さんを不安にさせない内装、診察室づくりをしましょう。

口コミや評判をインターネットで調べる患者さんは多いので、安心感を与えるサイトづくりにも力を入れることが大切です。