株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人で待ち時間を短縮するには

対策しておきたいこと


公益財団医療法人を設立する際には、開業の仕方や公益財団の立ち上げ方を調べたり、書類作成、資金調達など事前準備をしなければなりません。
公益財団は書類を提出するだけで簡単に立ち上げられるものではないため、計画的に準備を進めていくことが大切ですが、医療法人の運営に欠かせない患者さんのことも考える必要があります。
医療法人を開業できても集患できなかったり、患者さんの不満度を高めると安定して運営を続けていくことができません。
集患に関しては、お金をかけて広告宣伝をするなどの方法がありますが、患者さんの不満度を高める一つの要因は待ち時間の長さであるため、その対策をすることが大切です。
満足度を高めることができれば、良い口コミが広がって広告宣伝費用を削減することもできるでしょう。
待ち時間を短縮するための方法を知り、取り組んでみてはいかがでしょうか。


メカニズムを知ろう


待ち時間を短縮する方法を考えるにあたり、まず初めにメカニズムを明らかにする必要があります。
なぜ患者さんの待ち時間が発生するのか考えてみましょう。
多くの原因は、患者の集中と一人当たりの診察にかかる時間の間延びです。
多くの医療機関では、患者さんが集中する時間帯が決まっています。
体調が悪い時に出来るだけ早く診察してほしい人は、朝一番に来院します。
仕事の合間を利用する人は、お昼休みの前後になります。
仕事の終わりにしか行けない人は、診察終了間際の3つです。
この集中を未然に防ぐ方法としては、事前の告知がポイントになってきます。
現代では便利なサービスが増えてきており、順番管理システムと言うWEBを活用して混雑状況を知らせることができます。
なかなか時間が取れない人にとって待ち時間は、とてもストレスに感じます。
システムを導入すると、お問い合わせをする手間が省けたり、番号の進み具合を把握しながら自分の番号が近づいてきた時に来院することが可能になるのです。
そうすることで、院内の混雑を避け、待ち時間の軽減につながります。
順番管理システムや予約システムなど便利なサービスを活用し、スムーズに診療ができる仕組みを作り上げてみてはいかがでしょうか。