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COLUMN コラム

公益財団の医療法人のホームページで大切なこととは

規模の拡大に必要なこととは


公益財団医療法人を設立する際にホームページをつくることがあるでしょう。
個人開業時代は、かかりつけ医として通院してくれた患者さんを安定して確保できていたとしても、規模が大きくなると新しく患者を獲得していかなければ継続した経営をすることができなくなります。
そのため、ホームページを活用して多くの人に公益財団医療法人の存在を知ってもらい、患者さんを獲得していくことが大切です。
しかし、ただウェブサイトをつくればいいというわけではありません。
名刺代わりとして作っている人もいますが、患者さんを集めるためにはある程度のコストをかけて広告を出す必要があります。
これまで広告を出したことがない院長先生は、本当に宣伝効果があるのか疑問に思うかもしれませんが、投資すると効果は上がります。
莫大なコストをかけなくても、適切な方法で戦略的に行えば少ない投資でも十分な効果を得ることができるため、広告も上手に運用していくことが大切です。


記載内容で注意したいこと


広告を打ち出すことは大切ですが、もちろんホームページの内容やクオリティも重視しなければなりません。
例えば、診療時間や曜日がわかりやすく記載されている、駐車場の位置が確認できる、公益財団医療法人が得意としている分野がわかりやすく書かれているなどです。
医療機関を探している人が求めている情報がわかりやすく記載されており、利便性の高いウェブサイトを作る必要があります。
しかし、過激な内容は避けなければなりません。
ウェブサイトを使って患者さんを取り合う競争が激化しており、経営を圧迫するほど莫大なお金をかけているところもあるため、平成30年6月から広告規制が始まりました。
過激な内容であれば規制に該当することはありませんが、知らずに記載してしまっているケースもあるため、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。
例えば、許されていない表現を用いているなどです。
専門外来という名称について、正式な診療科目ではないためウェブサイトへの記載が禁止されています。
他にも客観的事実であることを証明できないもの、科学的な根拠がなく誘因する表現が禁止されているため要注意です。