株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の社会医療法人における公益性の高い医療とは

信頼感も高い


公益財団などの通常の医療法人と社会医療法人にはどのような違いがあるのかを理解した上で設立する必要がありますが、よくわかっていないドクターもいるのではないでしょうか。
社会医療法人は公益性の高い医療の担い手として法律で定められた法人の一つです。
公益財団も公益性の高い団体ですが、医業では特に高い公益性が求められます。
また、医療計画上での支援を受けることができるため経営体制への信頼感も高いです。
そのため、採算が合わなくても取り組まなければなりませんが、通常よりも社会医療法人へ勤務をしたいと望む医師が多い傾向にあります。
これから公益財団の設立を検討しているドクターは社会医療法人も検討してみてはいかがでしょうか。


収益事業も行うことが可能


不特定多数の者の利益の増進するために非営利性を追求した事業を行いますが、それだけでは赤字が続き存続させることが難しくなっています。
こうした中で自治体病院に代わって公益性の高い医療を担う法人として位置付けられているのが社会医療法人ですが、認定を受けなければ設立することができません。
その認定を受けるためには組織としての中立性を保つために、様々な要件をクリアする必要があります。
例えば、同一族内での役員選出への制限などです。
さらに、医療提供大勢の構築が求められるなど、簡単にクリアすることができない要件が設定されています。
厳しく、ハードルの高い要件をクリアすることができれば、その分、自治体病院に回していた公費が投入されたり、税制上の優遇措置が受けられたりするようになるのです。
また、通常の法人では取り組むことができない収益業務も行えるようになります。
例えば、農業や林業、漁業、製造業、運輸業、卸売、小売業、不動産業、飲食店などがあり、13個ほどの収益業務が許可されています。
医業以外にも幅広く事業を行いたいドクターはチャレンジしてみてください。
児童入所施設や障害者入所施設の設置、運営も行うことが可能です。
このように様々なメリットがあるため、設立に詳しい専門家のサポートを受けながら認定を受け、立ち上げてみてはいかがでしょうか。