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COLUMN コラム

産婦人科病院の開業資金とポイント 

女性医師であることが独立開業にプラスになる?

女性医師である場合、産婦人科病院を独立開業しても成功する可能性が高いと言われています。
産婦人科という患者が女性の特殊な診療科のため、女性の医師に診てほしいという思いが強い人が多くいるので、女性医師の場合には産婦人科病院を独立開業しても成功しやすく、患者もつきやすいと言われているのです。
しかし、いくら女性医師だからと言っても技術が低ければ評判が低下していくので、患者数も激減し苦しい経営となってしまうでしょう。
つまり、男性医師であっても技術力がしっかりとしており、患者さんからの評判が高くなれば成功していくことは可能だといえます。
特に産婦人科は、女性が口コミなどで広めやすいので、口コミによって患者の流れが急激に変化することもあるのです。

患者さんの医師に対する評判の有無は、気にする必要があります。


独立開業資金は?

産婦人科を開業する場合、どの程度の資金が必要になり準備しておけばよいのでしょうか?
クリニックの開業資金は、自分がどういった患者を中心に診察していきたいかを考えないといけません。

産婦人科であれば、不妊治療中心なのか、産科なのか、婦人科なのか、メインの患者のことを考え、それに必要な機器を揃えるための資金を準備していくいくことになります。
初期投資費用をかけすぎて準備してしまうと、その後の経営が難しくなってくる場合があるので注意が必要です。
逆に、初期投資費用を抑えすぎて準備すると、必要なものをそろえられないままにスタートをきることになってしまいます。
開業コンセプトや事業計画書を作成しておき、必要なところにはそれなりの経費や費用をかけるようにするといいでしょう。
特に一人で開業準備をする場合には、計画を綿密に立てて計画通りにしていくことで、返済計画もおのずとできてくるでしょう。
大体独立開業資金として必要になる費用は土地/建物:約3,000万~、設備:約2,000万円~が必要になるといわれています。


医療機器などを使用する場合、銀行から必要な費用を借り入れて購入することもできますし、他にリース契約や割賦方式で導入してもいいでしょう。