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COLUMN コラム

公益財団の医療法人で立地を評価する5つのポイントとは

場所を決める際には評価をしよう


公益財団医療法人を設立する際に、開業する立地に悩むことがあります。
開業したい場所が既に決まっている院長先生もいれば、特にこだわりがなく、集患できる立地であれば問題ないと思っている人など様々でしょう。
人通りがいい場所は集患しやすいというイメージがありますが、大切なポイントはそれだけではありません。
公益財団医療法人を設立する場所は、一度決めるとなかなか簡単に変えられないため、立地を評価する際のポイントを知った上で検討することが大切です。
ポイントは主に五つあります。
一つは、ショッピングモールやスーパーマーケットなど自然と人が集まる集客施設があることです。
人が集まる近くで開業すると、自然と人の目に触れて公益財団医療法人の存在が認知されやすくなります。
設立当初はそれほど認知度がないため、宣伝広告費にお金をかけますが、自然とアピールすることができれば効率的です。
また、利便性が高く、お買い物帰りに立ち寄りやすいため、患者さんも利用しやすいといったメリットがあります。


見つけやすく、入りやすい


二つ目は、視界性です。
人が集まる場所で開業しても、周囲に高い建物があり通りから見えないなど視界性が悪いとどこに医院があるのかわからないと認知されません。
駅前だから好立地というわけではないため、要注意です。
三つ目は、動線です。
例えば、駅から自宅までの帰り道に医院を建てればアクセスがしやすいですが、遠回りになる場合や、集客施設から複雑な道を通らなければならなくなると、通うのが面倒になってしまうかもしれません。
四つ目は、構造です。
特に、テナントとしてショッピングモールなどの施設に入る場合は、建物の構造もチェックしてください。
面積や駐車場、出入り口の数は集患数に影響を与えます。
地域によって人口動態が違い、都市計画が異なるため、将来性のあるテナントなのかも考えなければなりません。
最後のポイントは、施設に入るまでの経路です。
大通りに面していれば入りやすいですが、大通りでも二階以上になると入りにくさを感じる人や、駐車場の有無は集患数に大きく影響します。
このようなポイントを意識して場所を決めましょう。