株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人に必要なコンサルタントの選び方とは

経営戦略を提案できる人


公益財団医療法人設立する際にコンサルタントを雇うこともあるでしょう。
院長先生は医療に詳しいですが、設立の仕方や経営に関しては専門家ではないため、コンサルタントを雇って運営していくことも少なくありません。
しかし、雇用するときには注意が必要です。
選び方を間違えると設立に失敗します。
何度も設立、解散を繰り返すことはできないため、失敗しないように専門家の選び方を知った上で依頼することが大切です。
一つは、様々な視点から経営戦略を考えてくれるコンサルタントを選ぶことです。
中には、開業する場所や広告戦略しか挙げられない人がいます。
もちろん、この2つの要素は欠かせませんが、最初はスムーズに開業することができても、その後の経営戦略案が出てこない恐れがあります。
院長先生自身は現状を変えたくても専門家のやり方が固執してしまい、一度つまずくと立て直しが困難になるため注意してください。
設立の準備段階から具体的な戦略について話し合うことがないと思っても、将来を見据えた提案をする人を選ぶことがポイントです。


計画性と独自性


計画性や独自性があることも重要です。
特に、公益財団は簡単に設立することができず、申請のタイミングを逃すと数ヶ月、もしくは1年ほど待たなければなりません。
計画的に準備をしなければ間に合わないということです。
開業が成功するまでのプランが整っているだけでなく、独自性を発揮できる人であれば状況に柔軟に対応し、うまくサポートしてくれるでしょう。
アイデアだけを提案し、計画性がない場合は依頼しない方が無難です。
トラブルが発生したときに現場に対応を丸投げする恐れがあります。
通常、トラブルを想定して対応することがコンサルタントの役目であるため、余計に現場が混乱するような行動をする人は依頼しないようにしてください。
最初は気が付かなくても、運営を進めていくに連れてトラブルが起きます。
また、公益財団医療法人であれば、公益財団医療法人の設立に詳しい専門家を雇うことも選び方のポイントです。
煩雑な手続きもサポートしてもらえるため、スムーズに開業することができるでしょう。