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COLUMN コラム

開業したら新規患者に気を付けよう 

開業したら新規患者に気を付ける必要があります

開業したら新規患者を取り込むことが、利益への必要条件だと考えている人は少なくありません。

しかし、クリニックや治療院など小さな病院が新規患者を獲得し続けることは容易なことではありません。

治療院は地域密着型ビジネスですので、治療院の周りの商圏をまず考えてみます。

その中で、身体の不調を訴えている人がどのくらいいて、そのうち病院ではなく治療院を選択する人がどのくらいいるのかを考えなければなりません。

治療院が小さなビジネスだからこそ、新規患者の開拓でのみ利益を求めていると意外と早く臨界点に達してしまいます。


地域密着型ビジネス、治療院が利益を出す方法

新規患者の開拓はもちろん必要で、そのためには宣伝をもっとしなければいけないと、宣伝にのみ走ってしまう開業医も少なくありません。

しかし、継続的安定的に利益を得るのであれば、今まで来院している患者のリピート率を上げて安定した収益につなげるというビジネスが一番理想的です。

何回も通う患者さんがいるからこそ地域に根付いていくのです。

そのため、今いる患者さんには、継続して来てもらうことが自分の身体にとってどれだけよいのか、ということを理解してもらう方策が必要になります。

もちろん医療はビジネスであり、宣伝は当然必要になります。

地域密着型ビジネスである治療院が利益を出すには、まず宣伝をしてその地域の人に知ってもらわなければなりません。

しかし、先に開業してあとから宣伝に力を入れようとしている人も多く、それでは新規開業したときという大きなビジネスチャンスを逃してしまいます。

ですので、少なくとも開院する2か月前までにはしっかりと経営計画、宣伝計画を立てておき、時間をかけて地域の人にしっかりと治療院の存在について認知してもらうことが重要です。

特に最近では医療機関をインターネットで調べて選ぶ人も少なくありませんので、SEO対策を含めたインターネット上での宣伝は有効です。