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COLUMN コラム

循環器科の開業資金とポイント 

循環器科を理解してもらえる努力が必要

循環器科といっても、患者さんにとってはどのような疾患でかかればいいのか分からない、ということが多いものです。

開業する際には、まず循環器科の内容や特徴について患者さんに知ってもらうことが重要となります。

理解してもらえないと、通常は競合となる内科や外科に行ってしまうので、まずは循環器科ではどういった病気を診るのか、循環器科クリニックであれば、もっと専門的に疾患を診られる、という点をアピールすることが成功につながるでしょう。

そのためには、ホームページの作成が鍵となります。

その際に注意したいのは、医療用語などの専門用語をできるだけ分かりやすくすることです。

ホームページを見るのは医療関係者ではなく、患者さんなので、医療知識のない人に分かりやすくクリニックのことや循環器のことを説明するには、分かりやすい言葉で伝えなくてはいけません。

まずは、患者さんが関心のある疾患などについて、分かりやすい言葉で説明することを心がけましょう。


循環器科クリニックは競合となる内科がない場所に

循環器科クリニックを開業するにあたり、開業資金は大きな問題となると思いますが、開業する場所にも注意しましょう。

近くに内科などがあると、大きな競合相手となります。

ほとんどの患者さんは知識がないので、まずは競合相手である内科に行ってしまうでしょう。

できるだけ競合相手となる内科がない場所に、クリニックを開業することが重要です。

開業資金は、医療機器のための資金や内装資金などに大きな金額がかかります。

小さいものとしては、広告宣伝費なども計算に入れておかなければなりません。

まずは、自己資金として、どのくらい準備できるかを検討しておく必要があります。

自己資金の目安としては、総投資額の5~10%が理想です。

他は、医師のコンセプトなどによっても、資金は変わるので、開業コンサルタントなどに相談することを、お勧めします。