株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人におけるセキュリティ対策について

医療現場でも欠かせない対策について


公益財団医療法人もセキュリティ対策は重要です。
しかし、設立の準備や経営のことに集中してしまい、意識していないという院長先生もいるのではないでしょうか。
公益財団医療法人の現場もインターネットを活用する機会が多いため、セキュリティ対策をしなければ外部から狙われて情報漏洩に繋がる恐れがあります。
医療現場では患者さんの個人情報を扱うため、管理も徹底して行わなければなりません。
一度でも情報漏洩が発生すると、公益財団医療法人の信用を一気に失います。
これまで築き上げてきた信頼も一瞬で失うことになり、簡単に回復することはできません。
そうならないようにセキュリティ対策に対しても意識を高く持つことが大切なのです。


VPN回線を利用するのも一つの方法

電子カルテやオンライン診療サービスを取り入れようと考えている医療法人も多いのではないでしょうか。
これらは全てクラウド技術を利用することになり、インターネットにつないで使用します。
現代ではクラウドサービスの利用が一般化してきているため、安全だと思い込んでいる人も少なくありません。
しかし、疑わずにしようするとウイルスに感染し、現場で使っているパソコンに大きな影響を与える危険性があります。
最低限のセキュリティ対策としては、パソコンにソフトをインストールする方法が主流ですが、それだけでは不十分かもしれません。
あらゆる方法を駆使して、いつでも安全性を確保することが大切です。
政府が義務づけたのはVPNという専用回線です。
これは仮想専用回線ですが、専用回線のように安全な回線にする仕組みがあります。
目に見えるものではないため、信用できないという院長先生もいるかもしれませんが、2020年では多くの医療機関で活用しており、抵抗がなくなってきている傾向にあるのです。
インターネットだけでなく、スタッフの指導も徹底する必要があります。
なぜなら、ヒューマンエラーから情報漏洩に繋がることも少なくないからです。
資料の取り扱いやメールの送受信などルールを設けて、徹底して取り組んでいきましょう。