株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人の開業工程で資金と時間のかかる項目とは

計画性を持って準備していくためには


公益財団医療法人を設立する際に知っておきたいことがあります。
それは開業工程です。
開業工程を知っておかなければスムーズに設立することはできません。
公益財団医療法人は、いつでも申請できるわけではなく、準備不足や計画性の無さによって設立のタイミングが1年遅れになるなどの支障をきたします。
どの時期に公益財団医療法人を設立し、経営をスタートさせたいのかを明確にした上で準備していきましょう。
また開業工程の中で資金と時間がかかる項目があります。
一般財団からの移行をすることになりますが、その運営をしながら時間を作り、資金調達をする必要があるため、計画性を持って取り組んでいくことが大切です。
最も資金と時間のかかる項目は内装工事と医療機器です。
この2つの項目をしっかりと押さえていれば準備で困ることはないでしょう。


内装工事と医療機器の導入


内装工事は業者選びから始まります。
最近のない創業者はレベルが高くなっており、デザイン設計から施工まで一貫して行うのが一般的になってきています。
業者を選ぶのは物件を決める前に行っておきましょう。
そうすることで物件選びのときから業者が加わり、ハード面でのチェックを行うことが可能です。
また、デザイン完成までは時間がかかるため、経営を開始したいタイミングから逆算してプランが完成する日を決めてください。
中には、計画性がない業者も存在するため注意しましょう。
依頼後は任せっきりにするのではなく、着工から引き渡しまでのスケジュールもしっかり確認してください。
少しでも引き渡し時期が遅れると開設日にも支障をきたします。
遅れた場合の違約金なども話し合うなど対策しておくことが大切です。
医療機器の導入は、内装デザインと並行して進めましょう。
なぜなら、平面デザインに反映させなければならないからです。
電子カルテを選定する際も時間がかかるため気をつけてください。
特にX線装置は設計に影響を与えやすいポイントです。
早めの選定が重要になるため、設計士と連携を取り合いながら進めていくことを心がける必要があります。