患者を集めるために必要なこと


公益認定を受けて公益財団を設立し、医療法人を経営している法人がたくさんありますが、中には患者の数が増えず、経営が赤字続きだという医療法人も多いのではないでしょうか。
公益性が求められる公益財団ですが、安定した経営を継続していくためには、それなりの収益が必要です。
公益財団における医療法人の経営に悩んでいる人は、患者を集めるための集患マーケティングについて知っておきましょう。
間違った集患マーケティングをしても、患者の数は増えません。
例えば、最新医療設備が整っているから患者が増えるはず、接客に力を入れているから通院してくれるなどです。
このような考え方では、集患マーケティングはできません。
大切なポイントは、患者の動きを把握することです。
動きとは、来院前、来院中、来院後です。
多くの人は、来院中の動きを把握していますが、これら3つの動きをしっかりと把握するように心がけましょう。


集患マーケティングは仕組みづくり

集患マーケティングは、患者が病院に集まる仕組みづくりです。
仕組みをつくる上で、人口データや性別、年齢、通行量、交通量などの調査は大切ですが、この調査をしただけでは仕組みはつくれません。
また、新規患者の数を把握していても、再診患者や流出患者の数は把握していない人も多いのではないでしょうか。
これらの数を全て把握すると患者の動きがわかります。
患者はそれぞれ抱えている病気、重症度が異なるため、動きも違います。
ある患者は週に1回、もう一人の患者は2週間に1回など、病院に通う適切なタイミングがあり、この周期を把握して分析することが大切です。
患者の来院回数を増やして回転率を上げることも戦略の一つですが、簡単にコントロールすることは難しいでしょう。
一人一人の来院周期をもとに、患者の動きをみるとやらなければならないことも見えてくるはずです。
中には、途中で通院をやめてしまう患者がいたり、適正な周期を守らない人もいます。
まずは、患者が適正な来院周期をしっかりと守っているかどうかを見ることから始めてみてはいかがでしょうか。