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COLUMN コラム

肛門科の開業資金とポイント 

開業しやすい肛門科

肛門科は、病院の診療科の中でも開業しやすいと言われています。あまり大きな規模がなくてもできるので、独立しやすいと思われているのです。そのため、資金もほかの診療科と比べると安いと言われています。



大腸の専門医と比べると、肛門科の専門医は多くありません。しかし、だからと言って肛門科の病院が少ないわけではないのです。肛門科というと特殊な診療科でマイナーであると思うかもしれませんが、比較的開業しやすい診療のため、肛門科の病院が不足しているわけではない点には注意しましょう。

開業しやすいということは、他にも狙っている人、すでに開業をしている人が多くいるということ。つまり、ライバルが多いことにつながります。



肛門科というと、患者さんの中には恥ずかしいという思いを持つ方が少なくありません。特に女性の患者さんは、調子が悪くても病院に行くこと自体が恥ずかしいから、なんとか我慢しようと思うのです。女性でも気軽に訪れることのできる病院を目指せれば、新規開業でも患者さんが来てくれるので、経営難に陥ることもないでしょう。

肛門科に行くことは恥ずかしいと思われがちなので、新しい患者さんが来るのはなかなか珍しいこと。思い切って開業したは良いものの患者さんが来てくれず、あっという間に廃業してしまうなんてこともあるので注意してください。


資金の注意ポイントについて

診療科目によって必要な機器や敷地面積などが異なり、資金にも違いが出てきますそして資金は、病院のコンセプトや医師の思いによって差があるでしょう。



開業資金以外、経営や不動産、人材などについては、他の誰かに委託することができます。しかし資金だけは、自分でなんとかしなければなりません。開業資金が具体的にいくらになるのかなど、病院の規模や場所にもよって変わってくるので注意してください。

そこで、資金がいくらいるのか、いつまでに開業するのかなどを、しっかりスケジューリングしておきましょう。一人ではなかなか上手く段取りを進められないことがありますので、そういう場合にはコンサルタントに相談すると良いでしょう。コンサルタントに相談することで、どれだけ資金を用意すれば良いのか、また何に注意すべきかが分かるようになります。