株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人による開業当日の心構えとは

いざというときに備えておくことが重要


個人開業から公益財団などの医療法人に変更するためには、様々な準備をしなければなりません。
準備も大変であるため、やっと公益財団を立ち上げることができると思うと嬉しいでしょう。
開業当日になると気持ちが落ち着かずにあたふたすることもありますが、開業当日の心構えを知っておくことが大切です。
まずは、準備し忘れていることはないかなど不備のチェックをしてください。
前日から確認すべきポイントをリストアップしておくと、スムーズにチェックしていくことが可能です。
また、事前に当日から働くスタッフから意見を募ってリスト作成することも一つの方法です。
特に医療機器や電子カルテ、レセコンなど点検が欠かせません。
開業当日から稼働しなかったということがないように、各メーカーへサポートスタッフとして派遣するのもいいでしょう。
しっかり確認していてもトラブルが起きない可能性はゼロではないため、いざというときに備えておくことが大切です。


設備も要チェック


医療機器などだけでなく、施設の設備も確認しておきましょう。
実際に使ってみると不具合が発見できます。
例えば、電気設備や給排水設備です。
これまで問題がなかったとしても、開業初日にトラブルが起きることも少なくありません。
少しでも気になることがあれば、設備担当者を読んで点検してもらうことが大切です。
他には、お釣りの準備もしましょう。
細かい硬貨やお札を用意してください。
このように、公益財団における医療法人の運営をスタートさせるためには、様々なチェックが欠かせません。
当日はしっかりと稼働できるように、入念なチェックを行ってみてはいかがでしょうか。
そして、当日は少し早めに到着するように準備をして、これまでの期間を振り返りながら気持ちを落ち着ける時間を作ってください。
個人から医療法人を立ち上げる目的や、これからどのように運営をするのかなど、自分と向き合うことも重要です。
今後、何かトラブルが起きた時も初心を思い出せるように、自分の中で意思を確認しておきましょう。
また、スタッフミーティングを行う時は実務的な確認事項よりも気持ちを一つにまとめる内容を伝えるのがポイントです。
より良い医療を提供できるように、環境づくりにも注力してみてはいかがでしょうか。