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COLUMN コラム

小児歯科の開業資金とポイント 

小児歯科物件ついて

小児歯科を開業する場合にはポイントがあります。子どもが多くいるエリアであれば、自宅を改造して小児歯科にするのも1つの方法です。

自宅で開業すれば、周囲の人にも広く知ってもらえるでしょう。また、家庭を持っている医師であれば、店舗を借りて内装・外装を行うより、自宅を改造した方がコストを下げられます。

歯科医院の中には1階を病院にして、2階を自宅として利用している人も少なくありません。新しく物件を探す手間も時間もかかりませんし、何より自宅で開業をすることでアットホームな雰囲気を出すことにつながります。



ただし自宅を改装できない場合には、新しい物件を探すことになるでしょう。小児歯科であればオフィス街や駅前などではなく、子どもの多いエリアを考えてください。しかし子どもの多いエリアで物件を探していると、すでに多くの同じような小児歯科を目にするかもしれません。子どもが多いエリアに病院を出したいと人は多いので、ライバルが増えることになってしまうには当然のこと。商圏の調査を行い、あまりライバルが多くない場所、これから子どもが増えそうな場所などを考えて物件を探すことが重要です。


開業資金について

小児歯科を開業する場合、ある程度の資金が必要になってきます。特に歯科医院はいろいろな医療器具を揃えることとなるため、資金も多くかかってしまうでしょう。



小児歯科の場合は患者さんが子供のため、待合室を広めにとったり、キッズスペースを作ったりすることも必要になってきます。そのため、そうした設備にも資金を回さなければなりません。

内装や外装資金、医療器具購入費用、運資金などを考えると、約5000万円強の開業資金が必要になります。自己資金だけでは賄えない場合には、借りたり融資を受けたりすることになるでしょう。親族から借りる場合は融通が利きますが、金融機関からの融資は注意してください。きちんと返済計画を立てておかなければ、経営状態が悪化する要因になってしまいます。