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COLUMN コラム

公益財団の医療法人で患者満足度の高いクリニックを経営するには

安定して経営するために


公益財団医療法人を長期的に安定して経営していくためには、患者満足度の高さが欠かせません。
しかし、患者満足度をどのように高めるのか、わからない院長先生もいるのではないでしょうか。
公益財団医療法人は個人開業と異なり、規模が大きくなります。
その分、経営は簡単ではないため、患者満足度の高め方を知っておくことが大切です。
ポイントの一つは、患者のニーズを把握することです。
状況や要望をしっかり把握し、丁寧にヒアリングできていると自信がある院長先生はどれくらいいるでしょうか。
患者の心配や不安に寄り添った診察をしなければ、違う医療機関に流れてしまう恐れがあります。
しっかりと患者に向き合い、自分のことを考え提案をしてくれたと感じれば、信頼して来院し続けてくれるものです。
そのためには、治療に関係ないことでも、日頃からコミュニケーションを取る必要があるでしょう。


スタッフ同士で情報共有をしよう


患者満足度を高めるためには、スタッフの協力も重要です。
患者さんの要望やニーズを把握するのは診察をする先生だけでなく、看護師や受付のスタッフである場合もあります。
先生に言いにくいことも看護師さんや受付のスタッフの前では本音を言うことも少なくありません。
患者の声を聞く貴重なきっかけをしっかり把握するために、診療後などにミーティングを行い、情報共有をするといいでしょう。
受付で漏らした不満や採血の結果など、それぞれのスタッフが患者から聞いた話をミーティングで情報共有します。
地道な行動ですが、患者満足度につながります。
また、初診時には細やかな質問項目を用意し、ヒアリングを実施することも大切です。
なぜ当院を選んだのか、前の医療機関に通わなくなった理由などを知ることでコミュニケーションを取るきっかけになります。
このように公益財団医療法人を安定して経営していくためには、患者さんファーストで考えていかなければなりません。
満足度を上げるために、取り組んでみてはいかがでしょうか。