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COLUMN コラム

公益財団の医療法人で開業前に知っておきたい集患対策について

2つのパターンとは


公益財団医療法人を開業する前に知っておきたいことがあります。
設立準備の仕方などは最低限の知識として身につけておく必要がありますが、他にも大切なことがあるのです。
それは、集患対策です。
公益財団は個人開業よりも規模が大きくなり、非営利で公益性が求められる組織であるため、信頼度も高まって自然と患者さんが集まってくるようなイメージを持っている人もいるでしょう。
しかし、公益財団医療法人を設立してから、すぐに患者さんがたくさん訪れるというわけではありません。
何もしなければ知名度も上がらないため、集患対策は必須です。
多くの患者さんはインターネットで検索をして病院を探しますが、体に現れている症状がどのような病気なのかを調べるパターンと、病気を治療できる医療機関を調べるパターンの2つに分けることができます。
この2つのパターンでは必要になる集患対策が異なるため、それぞれで取り組んでいかなければなりません。


具体的な取り組み方


2つのパターンどちらにも共通して大切なことは、ホームページを充実させることです。
医療法人のホームページを作りましょう。
名刺代わりにホームページをネット上に公開するのではなく、内容も充実させなければなりません。
1つ目のパターンである症状から病気を検索している人に対しては、症状をわかりやすく説明し、改善する方法を伝えるようなコラムを作成することでユーザーのニーズに応えることができます。
ニーズに応える文章を定期的にアップしていれば、このホームページを運営している病院は信頼できそう、行ってみようという気持ちに誘導させることができるのです。
検索ニーズを調査し、コラム数を増やしていく集患対策をしてみてはいかがでしょうか。
2つ目のパターンでは口コミがポイントになってきます。
最近ではGoogleマップと連動していて診療時間や場所、口コミなどの情報がわかるようになっており、そこからの集患が多くなってきているようです。
そのため、いかにGoogleマップに上位表示されるのかという対策が必要になってきます。
口コミを増やす取り組みもしましょう。
方法はこれだけではありませんが、取り組めることから始めてみてはいかがでしょうか。