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COLUMN コラム

麻酔科の開業資金とポイント 

麻酔科の開業における知識について

麻酔を専門とする麻酔科医は、他科の医師と比較すると開業する人があまり多くありません。もし開業する場合には、いろいろな知識と共に資金が必要になってきます。資金集めは大変かもしれませんが、集客が上手くいけば経営が軌道に乗りやすく、融資や借り入れした資金もすぐに返済をしていくことができるでしょう。



ただし、良いことばかりではありません。開業をするということには、リスクも伴うのです。資金面のリスクだけではなく、経営に関する知識も必要不可欠。経営面に関して、しっかりとした知識を持って行いましょう。

また、資金繰りを良くしていくためにも近隣の病院との提携が必要となります。麻酔科医は手術の際、麻酔を管理するのが主な仕事。病院の中には毎日は手術しないというところも多く、そのような場合、麻酔科医は雇うのではなく外部から来てもらいます。そのため、麻酔科医は手術を行っている病院と提携することで業務を遂行していくのです。つまり麻酔科医には、業務提携を行うことが重要となります。



提携ができないと、開業しても仕事が来ない状態になるでしょう。そうなれば、経営自体が傾いてしまいます。手術するならばやはり大きな病院との提携が必要不可欠ですし、小さな病院でも定期的に手術しているようなところと提携を組むことが必要です。


開業と出張を併用

病院の内装設計の建設工事は、通常のオフィスや店舗などと違って高い費用が掛かりがち。医療行為を行う場所ですから、まず医療機器を設置するために電気設備工事が必要です。また、診察がスムーズに行えるような診察室、居心地の良い待合室など。医師やスタッフが使いやすく、患者さんの満足度も高まる空間にする必要があります。



満足できる空間に内装工事で仕上げるためには、多くの費用が掛かってしまうでしょう。そのため、実際の費用については事前に見積りを取ること。複数業者に見積りを依頼し、比較検討すると良いでしょう。

複数の建設業者に内装の見積りを依頼すれば、おおよそ建設費用の目安が見えてきます。また、もっとも安い費用で内装設計工事してくれる業者も分かるはずです。



また、さらに安く仕上げたいのであれば、居ぬき物件を利用するのも1つの方法です。ただしこの場合も病院開業に向けて内装は必要なため、ある程度の費用は発生します。



内装工事費用は、病院開業の費用において大きな割合を占める部分です。中には、いまひとつ満足いかなくても、後でリフォームすれば良いと思う方がいるかもしれません。しかしそれでは、リフォーム費用が追加となって負担が膨らみます。

開業時には満足できる病院に仕上げるためにも、しっかり病院内装のイメージを持っていることが重要です。