株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人における失敗しない開業マニュアルとは

どのように設立していくのか


個人開業から公益財団などに法人化しようと検討している院長もいるでしょう。
しかし、一度、公益財団を立ち上げると簡単に解散することはできません。
そのため、失敗に終わったらどうしようと不安に思うこともあるはずです。
後から、個人のままで続けていればよかったと後悔することがないように、失敗のリスクを軽減する開業マニュアルを知り、公益財団の設立準備に取り組んでみてはいかがでしょうか。
しかし、マニュアル通りに開業準備をしていたからといって絶対に失敗しないというわけではありません。
人口の変動や、今後も医療法など制度が改定されていきます。
その変化に対応できるように戦略を準備していくことが大切です。


戦略を考えよう


近年、都心で専門性をアピールする医院が増えてきました。
これは戦略的に開業する医師が増えているということです。
内科でも一般内科より呼吸器や内視鏡、整形外科では慢性疾患よりスポーツ整形を中心としたサービスを提供するなど、戦略をとるケースが増えてきています。
このように変化した理由の一つは、これまでのスタイルは緩和状態で患者が付加価値を求めるようになったからです。
また、都心部の人口が増えてきていることも関係しています。
そのため、医院に付加価値をつける必要があるのです。
さらに、医療制度の改定も意識しなければなりません。
新しくできるオンライン診療料を導入しようと考えている医師も少なくありませんが、まずは外来診療で経営を軌道に乗せましょう。
オンライン診療は点数もそれほど高くはなく、診療に必要な時間もそれほど変わりません。
また、患者が通院しないと他の治療の提案がしにくいという懸念もあるからです。
それでもオンライン診療で成功させたい場合は、継続的な投薬が必要で、対面しなくても差し支えない疾患をメインにすると良いかもしれません。
失敗しないために、専門家のサポートを受けながら準備をしていくという方法もあります。
マニュアル通りに行っていくだけでなく、わからないことや不安な点があれば専門家に相談をしてアドバイスを聞きながら、取り組んでみてください。