株式会社リアルコンテンツジャパン|医療法人設立などの医療・介護分野の専門家

COLUMN コラム

公益財団の医療法人による医師採用手法について

自社HPで募る


公益財団の医療法人を設立する際は、認定を受けることや、資金調達などの準備がありますが、医師の雇用もしていかなければなりません。
公益財団の医療法人を良くしていくためには、運営方法や事業計画を工夫するだけでなく、良い先生に来てもらわなければならないのです。
しかし、良い先生に来てもらうためには、どのような方法が有効なのでしょうか。
これから公益財団を立ち上げようと考えている人は、採用手法について知っておきましょう。
一つは、医療法人のHPを作成して、それに求人情報を掲載することです。
メールや電話でお問い合わせができるようにし、職場を探している先生の応募を受け付けます。
最近では、CMでもよく目にするIndeedを活用したサイトも注目を浴びているため、上手に利用してみるのも一つの方法です。


広告や紹介も効果的


二つ目の採用手法は、医師を専門とした求人媒体を活用することです。
Webサイトだけでなく、雑誌にも掲載して応募を受け付けましょう。
自社サイトは掲載期間を調節できますが、広告の場合は1〜12ヶ月など一定期間の掲載となり、お金もかかります。
媒体にもよりますが30〜100万円が求人広告の相場になっています。
三つ目は人材紹介です。
これは多く利用されていますが、入職してから年収の20%など、何割かは紹介手数料として支払わなければなりません。
例えば、雇用した人材の年収が1500万円の場合は手数料が300万円ほどかかり、着手金と紹介手数料でそれぞれ数百万かかることになります。
そのため、一人を雇用するのに1000万円ほどかかることになるでしょう。
他には、ハローワーク、リファラルリクルーティング、スカウトなどがあります。
ハローワークは費用がかからないため、できるだけお金をかけたくない場合におすすめです。
リファラルリクルーティングは、すでに働いている職員などから紹介してもらう方法で、紹介してもらった人には謝礼として金銭を支払うこともあります。
スカウトは匿名の医師へアプローチをします。
このように様々な採用手法があります。
どの方法が最も効果があるのかは、状況などによって異なりますが、一つの参考にしてみてはいかがでしょうか。