病院開業について

病院を開業する場合、さまざまな書類を行政に届出なければなりません。まず病院を開業する前には、行政に「診療所開設届」の提出が必要。その際、自分の得意分野の診療科を掲げることになるでしょう。さらに診療科目や診療内容によって、いろんな届出が必要になってきます。

 

しかも提出・申請する書類が異なれば、行政の届出窓口もそれぞれ異なります。都道府県によって、手続き内容などまで異なることも。そのため、病院を開く前には、自分がどのような書類の届出屋申請が必要なのか、医院開業する地域の行政でどのような申請方法なのか、また必要な書類が何なのかについてしっかり確認しておきましょう。

届出先である窓口に問い合わせれば、必要な書類や記入方法、書類申請の締切日などを教えてもらえます。手続きでミスしないよう、事前に確認しておくことが大切です。

保健所への手続きを忘れないように

病院を開業後、診療時に患者さんが保険証を使えるようにするためには、保健所への届出が必要です。その届け出により、保健所から保険医療機関として指定を受けなければなりません。

指定を受けないと保険診療の取り扱いができないので、そのまま開業してしまうと、患者さんに診察代をすべて自由診療扱いで支払ってもらうことになります。その場合、費用はすべて自己負担を強いることになってしまうのです。そのため、保健所への届出が開業日に間に合わない場合、開業を遅らせる医師もいるほどです。

 

また、保健所への届出申請が遅れて開業に間に合わない場合、自己資金で患者さんの負担分を支払うことにした医師もいるようです。しかし実際のところ、指定が下りるまで、保険診療分を請求することはできないことになっています。そのため、開業直後から資金繰りに苦労してしまうケースもあるのです。

このような事態に陥らないためにも、必要な申請や手続きは早めに行っておきましょう。