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COLUMN コラム

泌尿器科の開業資金とポイント 

全国的に少ない泌尿器科クリニック

泌尿器科クリニックは、全国的に少ない科です。

そのため、患者さんにとっては家の近くに泌尿器科クリニックが開業されれば、非常に助かるでしょう。

大学病院などに行くと、時間もかかりなにかと面倒ですが、個人病院であれば身近で、行きやすいものです。

泌尿器科は前立肥大や尿疾患など高齢者がかかる疾患が多く、男性の患者数も多いのが特徴といえます。

泌尿器科クリニックを開業することは、数多くの患者さんを診られるということや、患者さんにとってもありがたいと思ってもらえる、といった点がメリットです。

ただし、泌尿器科というのはあまり人に言えない疾患であることも確かなので、医師は地域の患者さんと密にコミュニケーションを取り、信頼を深めていかなくてはいけません。



開業したら、クリニックの情報をホームページなどで詳細に掲載し、安心して患者さんが来院できる雰囲気作りが重要です。


相見積りで資金を抑える

開業資金としては、上を見ればきりがありません。

しかし、泌尿器科は患者さんとの信頼がなければ、成り立たないものです。

収益が出るまでは、苦しい経営になるでしょう。

そのため、開業資金はできるだけ抑えることが重要です。

開業するために必要な資金は、土地購入資金、建築資金、什器設備資金、当面の運転資金などが必要なので、余裕を持って用意しておきましょう。

内視鏡なども泌尿器科専用のものが必要で、画像診断装置などの機器もそろえなければなりません。

開業資金を抑えるには、医療機器をリースにすることをお勧めします。

リース会社は最初から一社に決めずに、相見積もりを取って、比較することが大事です。

開業しても、すぐに患者さんが来るのが難しい診療科ではありますが、信頼を得られれば多くの患者さんが来院するでしょう。

地域に数少ない診療科なので、リピーターも増えるはずです。

患者さんは高齢者ばかりではなく、若い年齢層も必要とする診療科なので、一度信頼を得ることができれば、やりがいを持って続けていくことができるでしょう。