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COLUMN コラム

治療院における最良のマーケティングは患者教育 

治療院にはマーケティングが必要不可欠

治療院を開業する際には、立地の選定からどのような医院を開業するのか、どのくらいの規模で開業するのかも含めその土地のニーズに合った対応が必要になります。

そのため、マーケティングをして経営戦略を策定します。

そして、開業している小さな治療院では看護師や受付の人も、医師がスタッフ教育することになります。

ですが、これらは最良のマーケティングとは言えません。



治療院にとって最高のマーケティングとは、看護師でも受付スタッフでもなく患者さんを教育することです。


最良のマーケティングは患者教育

治療院において最良のマーケティングとは、患者さんを教育することです。

医師が患者さんを教育できるのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、患者教育こそが最良の手段です。

というのは、患者教育とは医師が今患者さんに起きていることをわかりやすく説明して、理解をしてもらうことです。

たとえば、身体に起きている問題点はどんなものなのか、疾病を抱えている根本の原因は何なのか、治療の方法やその目的はどうなのか、この来院頻度はどういった理由で策定しているのかなどといったことです。

これらを医師自ら、患者さんが納得するまで誠心誠意しっかりと話して、理解をしてもらうことが、その治療院の業績向上に寄与しているのです。

では、最良のマーケティングがなぜ患者さんの教育なのでしょうか。

自分の身体に起きている異変やどのようにすれば根本的な原因を取り除けるのか、どれくらいの頻度で治療をしていったらよいのかが分かっている患者さんは、必ず次の予約も取ることでしょう。

治療院にとって安定して収益を上げ続ける最良の方法の一つとして、患者さんのリピート率を上げることが必要です。

そして、しっかりと身体のメンテナンスをすることで良い健康状態を保つことができますし、効果も実感してもらい、その治療院を信頼してもらうという良い循環が生まれるからです。



教育というとスタッフばかりを重視しがちですが気をつけないといけないことです。