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COLUMN コラム

リウマチ科の開業資金とポイント 

リウマチ科のような専門的な診療科は開業しやすい?

近年では、専門的な診療科に特化したクリニックが増えています。

リウマチ科もその一つです。

リウマチは大きな痛みが伴うので、患者さんとしては、その痛みを少しでも、早く軽減してほしいと思い、医療機関に足を運びます。

そこで痛みが取れない、いつまでもよくならない、といった印象を持たれてしまうと、そのクリニックには二度と来ないということもあるでしょう。

リウマチ科は、より専門的な知識と技術を要するため、患者さんは専門的な医師がいる医療機関で診てもらった方がいいのです。

そのため、リウマチ科を開業すれば、患者さんを他の医療機関から紹介してもらえることも見込めるので、独立しやすいといえるでしょう。

そのためには、開業場所の近隣の医療機関とコミュニケーションを取り、連携していくことが必要となります。


独立準備はどれくらい前から?

リウマチ科の需要があるとはいえ、独立準備はしっかりしたいものです。

地域の患者さんの需要や他医療機関の状態、場所をテナントにするか、開業場所に土地を購入するのか、必要な医療設備などさまざまなものに費用がかかります。

通常、独立する準備は半年から一年前から開業準備を始める、という医師が多いようです。

特に準備期間中は、開業場所の医療事情は把握しておいた方がいいでしょう。

場所によっては、他医療機関と必ずしも連携が取れるとは限らず、競合になることも十分考えられます。

開業するなら、その場所に同じ専門的なクリニックがないエリアでの開業がお勧めです。

開業資金の中でも費用がかかるのが、医療機器でしょう。

最初から、すべて新しい機器を準備したいと思われるかもしれませんが、そうすると多額の費用がかかります。

中には中古でも十分使える種類の機器もあるので、中古機器も含めて検討するといいでしょう。

調査や準備、開業後の宣伝広告まで、トータルでコンサルタントに相談するのもおススメです。