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COLUMN コラム

胃腸科の開業資金とポイント 

胃腸科の開業は医療器具が重要

病院でも胃腸科を受診する患者さんは多く、胃腸科クリニックを開業し経営を続けていくことは、どちらかというと難しいことではありません。

地域に胃腸科専門のクリニックがあるというケースもありますが、歯医者のように多いわけでもありません。

しかし、ライバルがいて信頼を得ることができなければ、経営は困難になっていくでしょう。

胃腸科を開業し、成功させるには、スムーズで的確な診療が大切です。

そのためにも、医療器具は十分に揃えておく必要があります。

医療器具が十分でなければ、必要な診療ができない、早期発見ができない、といったことになり病院として信頼を失ってしまうからです。

医療機器は高額なものもあり、大きな病院ほど医療器具をそろえるのは難しいかもしれませんが、開業資金においてできるだけ医療機器に予算を取っておくようにしましょう。


病院との連携における診療も重要

胃腸科クリニックでは、どうしてもできない治療もあります。

その場合は、治療や手術ができる病院を紹介できることも、患者さんに信頼されるためには必要なことです。

近くの病院と連携をしながら診療をしていくことが大切です。

また、胃腸科は患者さんが多い診療科なので、待合室などは患者さんであふれてしまうことも多いでしょう。

座るスペースがないとなると、居心地も悪く、体調がすぐれないのに座ることもできない、というクリニックにはあまり行きたくないと思われてしまうかもしれません。

待合室は、広ければ広いほど良いというわけではありませんが、余裕を持って作っておくことをおススメします。

そうはいっても、資金には限度があるので、開業する予定の地域における医療状況や病院、クリニックなどをリサーチするとともに、外来患者数の見込みを検討しましょう。体調の悪い患者さんが少しでも快適に過ごせる空間づくりが必要です。

清潔であることはもちろん、イスの座り心地や壁の色などにも配慮して、快適な待合室を作りましょう。