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COLUMN コラム

公益財団で働くメリット 

公益財団法人で働く

新聞やテレビなどで公益財団法人という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
公益財団法人とは、一般財団法人のうち公益法人認定法に基づき行政庁から公益性を認められた財団法人のことを言います。
さらに、公益財団法人を立ち上げる際は、まずは一般財団法人を設立し行政庁に公益認定申請を行う必要があり、その後、各都道府県に設けられた公益認定等委員会、合議制の機関によって、公益財団法人として相応しいかどうか判断されるのです。
また、公益財団法人として認定されると、税制面での優遇措置を受けることができます。
公益財団法人は株式会社よりも10万円以上設立費用が安く、みなし寄付金制度の適用除外などメリットがあり、社会に役立つイメージが強いため社会性や公共性に訴えることが可能です。
公益財団法人で働くためには、事業目的が制限されており、働きたい公益財団法人がある場合は、その事業に関係する知識や経験をもっていれば、転職時に有利になることもあるでしょう。
また、公益法人の運営や会計について知識や経験があると強みになります。


メリットとデメリット

公益財団法人で働くメリットは、ワークライフバランスを重視しており、そこまで給与面を重視していない人にとっては働きやすいことです。
公益財団法人は公益を目的として設立されること多いため、数字のプレッシャーがありません。
しかし、デメリットとして、給与が決して高くないことです。
株式会社と比較すると、給与が安く安いことがあり、そのため、お金をそこまで求めずに、一生転職を考えていない人であれば理想的な職場と感じるでしょう。
民間企業は利潤を追求しなければ、組織を継続して維持することができないため、体育会系のような雰囲気がありますが、非営利組織である公益財団法人は利潤を追求しなくても他所から自動的に事業原始を調達できる部分があるため、穏やかな雰囲気である場合が多いです。
また、公益財団法人などの非営利組織で働くことは、選択肢を広げることでもあります。